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時刻は朝7時30分
制服に着替え朝飯を食べ学校に行くべく玄関を開けた。
空は曇り空、雨が降りそうだと思ったが空を見ている余裕が無かった。
玄関の目の前には汚い格好をしている男が1人立っていた。
「あの~…どちら様でしょうか?」
取り合えず話かけてみたが本音は直ぐさま逃げたい。
「………」
目の前の男は伸びた髪の毛が邪魔をして表情が読み取れない
嫌にドキドキした。
(いきなり襲いかかってこないよな?勘弁してくれよお~)
半分なきそうになったけど、ヘタに動くよりは相手の行動を待っていた方がいいと思い黙っていた。
「オ゛…はよ…ゥ゛」
「え?!」
とっても聞きずらかったが、もしかしたら挨拶をしてきたのか?
「えっと…お早うございます」
「………」
「じゃ…あの学校があるんで」
俺は、そそくさと家から離れ走り去っていった。
何て変な奴なんだ
嫌だな、気持ち悪い…
チラリと振り返れば奴は、こっちをジーっと見ていた。
ウゲッ!!やべえ見てやがる!
何なんだよぉ~
心で叫びながら俺は学校まで突っ走って行った。
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