プロローグ:死神から皆さんへ

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皆さんこんにちは。そして初めまして。死神です。名前なんてわずらわしいものはない。死神と呼んでくれ。確かに集団で死神が居たら区別しづらいよな。死神界の悩みでもある。その時は死神にも特徴あるからそれを指して○×の死神、ってな感じで呼ぶんだよ。俺だったらリーマンの死神みたいな………。 いきなり話が脱線したが、お前たち人間は最期をどんな風に迎えたい?ほとんどの場合希望通りの最期は迎えられない。病気、事故、他殺、自殺………。特に自殺!こりゃバカだろ?自分で自分を殺すんだぜ?アホじゃないんだから!まぁ自殺にはそれなりの原因があるなら考えるにだけの猶予を与え、思い返したら他の死因に変えてやってもいいかなって思ったんだ。俺が猶予を与える者が本人かどうかは分からないけどな。俺はとにかくワクワクしたことが好きだからな。キキキ……。 人間界も捨てたもんじゃないだろ?『デスノート』があるしな! じゃあ早速自殺しようとしている奴の元に行こうか?
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