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けれどそれは、母の元を離れた今でも続いている。
私はきっと、母に水槽に入れられて飼われてしまっているんだって、それに気づいたのは高校生のときだったかしら。
そんな私が嫌になって、それで誰かに壊してもらおうって思った。
それから職場で嫌な意味で有名になってしまっていた彼を見つけた。
一つの賭けだった。
壊してもらいたくて近づいた。それなのに彼はあんまりにも優しくて冷たかった。
壊れるギリギリのところまでしか暴力を振るわないんだ。
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