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外はまだ薄暗い。そしてまだ静かな朝。朝の食卓を用意するためにせっせせっせと調理をする。
無論、まだ弟や妹を起こさないように俺様は静かに調理する。弁当のおかずを色よく盛り付ける。
コポコポと炊いていたお湯が沸騰する。コップに粉末の即席紅茶の元を入れて、沸騰仕立てのお湯を注ぎ込む。
鼻孔いっぱいに紅茶の香りが充満する。あぁ朝が始まったと実感出来る朝の習慣である。
時間は7時……外はだんだんと明るくなって来ている。そろそろ起こすか。
俺様は紅茶を片手にそれぞれの部屋へと足を進めた。
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