結果待人

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今日は一次試験の合格通知が来る日だ。       試験というのはバイトの面接のことじゃない。 大学の入学試験のことだ。   なにやら俺が知らない間に親が大人の黄金色の菓子の力を使い、俺は大検を取ったことになり、大学の前期試験を受けたということになっているらしい。 因みに俺は大分県の人間ではない。       俺は神妙な面立ちで玄関で正座をして郵便配達員を待った。 もちろん全裸で、だ。 こういう重要な場面では九州男子はとにかく全裸になれ、と父親ことパパンから教わったものだ。 だから俺は大分の人間ではないってばん。       今日は朝から両親共々不在だ。   しかし仕事で、ではない。今日は日曜日だし、俺の両親は共働きじゃない。 俺の弟か妹を作りに、ファッションホテルとかブティックホテルとか呼ばれるまぁ所謂ラブホに行っている。   さっき母親から俺の携帯にメールが届いた。 『子作り真っ最ちゅーでぇす☆』 氏ねよ。 『お父さんが俺のうんこ食えって言うのん。お母さん、どうしたらいいかしらん。』 氏ねばいいと思うよ。 『てへっ☆結局食べちゃった!だってお父さんのこと好きなんだもんっ(ハァト』 父親からも届いた。 『フィリピィナはいいな。』 今現在母親の目の前にいる男誰だよ。誰のうんこ食ってんだ。 親父もこんな真っ昼間からどこ行ってんだ。
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