3:夢と現実

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むくっと起きた圭の顔をみた雪菜は驚いた。 朝の夢の男って鷹司じゃない!? なんですぐに気付かなかったんだろう。 A組の王子鷹司なんて…。 「…何?やまちん」 起きたばかりの鷹司はぼーっとしている。 「お前問1の4から6な」 「俺昨日夜中までうちの会社の株式変動について…」 「言い訳よりも数学の授業な」 2人はしぶしぶ前にでる。 一瞬目があった。 びっくりして雪菜は目を反らした。  
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