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凡人であるオエツカ愛は、吹っ飛んだボタンをまぶたでキャッチした。彼もまた天才のようだ。
「俺の名前は転校生オエツカ愛だ。トイレはどこですかいな?」
もこみつは自分の鼻糞をしゃぶりながら答えた。
もこみつ「この廊下の東のハジッコだぜ」
オエツカ愛「ありがとう」
オエツカ愛は天才的な口調でお礼をした。しかし、もこみつが教えた場所は、実は職員室だった。そう、もこみつは西と東を間違えていたのだ。
これでもこみつは立派な 優しい天才 となった。
次の日、もこみつはトイレットペーパーは算数のノートの代わりになるかという天才的な実験をしている最中、オエツカ愛が喋りかけて来たが、無視した。
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