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「「おめでとーう♪」」
うるさいくらいの2人の声。
今あたしと壱は学生食堂に戻ってきた。
「おアツいですな~、もう恋人繋ぎですか。」
さっき無理矢理やられた恋人繋ぎを見て冷やかしてくる瑛璃。
「うっさいよ瑛璃。ていうか、寿さんまであたしをハメてたんだ…。」
「ごめんねー心純ちゃん。」
……うざい。
「でもこれからが勝負なんだよ。」
壱があたしを見つめた。
「「は??」」
訳分かんないというようなアホ2人。
「心純はまだ俺を好きじゃないもんな。」
「うん。」
「どういうことなのっ??」
「だからさ、
「付き合ってあげるよ、壱。」
えっ…。
「マジ!?やったーー。」
壱の顔がパアァと明るくなった。
「ただし、あたしまだあんたに惚れた訳じゃないから。」
「え!?」
「まぁ、好きじゃないけど嫌いじゃない…みたいな?」
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