第2章

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「別にいいだろ、心純。寿の言うことだからどうせくだらねぇよ。」 壱がフォローに入った。 微妙に焦ってると思うのはあたしの気のせい?? 「なんか隠してるでしょう??」 「あたしも気になる~。」 あたしたち2人の言葉を聞いて、困ったような反応する壱と寿。 「…分かったよ。でも、このこと聞いても俺の事嫌いにならないで??心純。」 「うん。さっきの壱の言葉信じてるから。」 …何言っちゃってんの、あたし/// 「ありがとな…、あのさ、俺実は去年の秋までは女遊びしてたんだ…。 俺に寄ってくる女達とてきとうにヤってた。」 …え!? 「でもな!!心純ちゃんに出会ってほんとコイツ変わったんだよ。女達全員切ったし。今は心純ちゃんしか見えてないから。」 寿も必死に弁解する。 「あたしは平気。あたしが付き合ってるのはあたしにぞっこんな壱だし??」 女遊びしてた過去の壱なんて興味ない。
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