第1章

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「何が゛壱♪゛だよ!!!この子達に迷惑だろーが。」 そういって壱という人は寿の頭を軽く殴った。 「あたし達はいいですよ。…それに、早く食べないと定食冷めちゃいそうですけど。」 あたしは壱をなだめるように言った。 「ほーれ見ろっ!!!!!」 寿があっかんべーをした。 なんかとってもお茶目。 「んじゃあ、遠慮なく。」 壱が若干申し訳なさそうにあたしの隣りの席に座った。 「あの、とりあいず自己紹介しません?」 「そうだな。えーと、俺は結城 壱(ユウキ イチ)…2年。」 「俺は壱の親友で、白石 寿(シライシ コトブキ)。2年だよ♪」 2人共一つ年上か…。
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