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龍「ここでパニックになるな!奴の思うつぼだ」佳奈「お兄ちゃん…お兄ちゃん…怖い怖いよ」
龍「大丈夫だ。お前には俺がついてる」
新一「龍…これはマジでヤバいようだ。とにかくみんな落ち着かせよう!」
こいつは新一、このクラスの委員長で学年一の天才。
龍「あぁ…啓介、手伝ってくれ!!」
啓介「まかせとけ!」
新一「みんな落ち着くんだ。俺の話を聞いてくれ」
龍「みんな静かにしろ!」
啓介「頼む今は新一の話を聞いてくれ。」
まだ泣いている者もいるが3人の声がクラス全員に届き新一の話を聞き始めた。
新一「みんな、ありがとう。とにかく時間があまりない…これからは二人一組で行動するようにしてくれ」
クラスのみんなはなぜ二人一組にならなくちゃいけないのかイマイチ理解できていない。
男子生徒「なんで二人じゃないとダメなんだ?」新一「1人でいて皆さんは孤独と恐怖に耐えれますか?…大勢で隠れられますか?…もし見つかった時、逃げきれますか?」
この時誰も反論がある者はいなかった。
龍(さすが新一、そこまで考えてたのか)
新一「時間がありません。早くペアを決めて隠れましょう。休憩時間になったらこの教室でまた会いましょう」
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