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「あのさっ」
突然ロッティが大きな声をあげた。
「!!?」
「二人だけの世界に入んないでくれないかな~?
なんかオレ居場所なくて大分困るんだよね~」
その言葉に青年とシィアは顔が赤くなるのを感じた。
「べ、別にそんなんじゃないし。
なあ、シィア?」
「う、うん」
「ほ、ほら、"友情"ってヤツだろ!!」
二人とも明らかに動揺している。
「"愛情"の間違えじゃないの?」
ロッティが意地悪くそういうと、
「だから、そんなんじゃないって!!」
青年は力一杯否定した。
シィアの顔が一瞬曇ったコトなど気づかずに…。
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