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そうそう、そんなことはどうでもいいんですよ。
問題はこれからです。
ふと、弟の机の教科書達から………………ん?
黒いのが……。
見えた気がしたんだけど。
私の第六感が危ない!と叫んでいるのを無視して、蹴ってみました。
あの恐怖には声も出ませんよ。
黒いあれが。飛び立つ瞬間。
純粋な恐怖しか存在しません。
そう、あいつです。
Gです。
華麗に舞う訳じゃない。
そのおぞましい腹の形をあらわにしながら飛んでいく。
まさにそれは。
地 獄 絵 図
気持ち悪い。そんなことを考えている場合ではなかった。
何故ならば。
そ い つ は 私 の い る ベ ッ ト に 飛 ん で き た の だ か ら
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