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奴は黒光りしながら宙を飛び回り避ける。
そして……。
来た――――!なんか来た――――――!
飛んで来た――!
思わずベットから墜ちました。
手に思わず取ったのは
何 故 か 制 汗 剤
私は何を考えていたのだろうか……。
吹き付ければサラサラになるとでも思っていたのか?
今でも自分の思考が読めんなぁ……。
というか、あのテカテカに吹き付けるのか!?
恐ろし過ぎるわボケが。
今更だよ、うん。
私は有無を言わさず制汗剤をかけていた。
ん!?
効いて……いる?
ど、どういうことだ!?
って飛んだ――――――!
来るな――――っ!
私はもう半泣きだ。
俗にいう、
「止めて!もう千尋のライフポイントは0よ!」
って奴。
すいません。自重します……。
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