異世界から来た者

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遠矢「カーバンクル! リフレクターシールド展開! わからず屋に一発喰らわせる。」 カーバンクルは遠矢の頼みにうなずくとすぐさま力ある言葉 を唱え始める。 カーバンクル「反射の力を司る鏡の王よ、我にすべてを跳ね返す反射の力を与えん。反射防御結界展開!」 カーバンクルが力ある言葉を唱え終えると遠矢を守るように無数の鏡が展開される。 カーバンクル「これが私の特殊能力、鏡の盾だよ。ただし自身のレベルによって反射率が決まるから気を付けてね。」 遠矢「わかった。さあ来い!」 ???「真っ向勝負か。良かろう。もし下等種族であるお前が我に一撃でも与える事が出来れば話くらいは聞いてやろう。無理だと思うがな。」 カーバンクル「うわっ、スッゴい自信。大丈夫なの遠矢?」 遠矢「せっかくの奴からの提案だ。受けてたつ!」 ???「愚かな奴め………ダークネスブレイカー。」 ???の巨大な魔力反応が再び増大する。 遠矢「さっきのが全力じゃあなかったのか!」 遠矢は両腕で防御の姿勢を取る。すると鏡の盾も攻撃のくる前方に集まりだした。 キラッ。 カーバンクル「そうか、攻撃が来る方向が解れば!
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