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幸弥「いってきまーす」
ニコッと笑いながらヒラヒラと手ふる
この男の子がこの小説の主人公
東条 幸弥
幸弥が玄関から出ると玄関の前でニコニコしながら幸弥を待っている
男が居た
雅希「あッ…
幸弥くーん」
腕をブンブンとふりながらハートを飛び散らせている男は
亜桜 雅希
一応幸弥の恋人である
幸弥「雅希?
もー…待ってなくても良いって言ったじゃん」
そう言って雅希に近付く
雅希「僕は少しでも幸弥君の近くに居たいんですよ」
嬉しそうに話ながら
幸弥の腕に自分の腕を絡ませる
幸弥「うわッ…ちょッ
やめろよ…公共の場でッ」
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