いきつげかみのきみ

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いきつげかみのきみ

黒いベールが私を包み込む (嗚呼、世界が終わる) 我が騎士よ今こそ高らかに 私に忠誠と云う名の愛を誓えよ 目を見開き、悲鳴こそ世界で一番の美歌だと 悪を倒し未知を切り開く その先に有る未来は幸せか? 私には関係の無いこと 黒を赤に染め上げて (嗚呼、世界が始まる) 我が騎士よ今一度、高らかに 私に永遠と云う名の愛を誓えよ ‐この後の世界、全て君に捧げる だから君の全てを僕に頂戴!‐ 舞い上がる身体と降り注ぐ血液の雨 神は一週間で世界を創造したという 今、神の地位は君へと受け継がれた 吾が君の仰せの侭に。 「純白の騎士よ、再び私に純白を見せておくれ」 世界再建のとき。それで愛を確かなモノにしましょう。
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