骸への戯言

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貴方の冷たい骸に捧げた 色濃い薔薇は青冷めた貴方の顔をより白いものに変えている気がした 貴方の冷たい骸に置いた薔薇は 貴方に生を奪われたかの様に枯れていって 貴方と別れた日の長さを思い出す 貴方は天使が迎えに来ることはないの 貴方を迎えるのは天国に棲む悪魔か地獄に棲む天使。 私の生き血を代償に 私が呼んだ異端の聖生物。 ねぇ、この人を何処に連れて逝って下さるの?
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