第一章 ブルトレ旅行

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ガタッ…ガタッ… 心地よいレールのリズムだ。 今は真夜中。話疲れたのか横田は深い夢の中。起こすのはあまりに酷いからやめておこう。じゃあ俺も寝るかな💤………… ダメだ💦気分が高ぶって眠れない⤴⤴💕俺にとっては今は至福の時✨ 内なる俺が寝かせてくれるハズがなかった。ブラインドを閉めたら余計に眠れない。あ、俺暗過ぎると寝れないんだった…(苦笑)⤵💦心の中でそんな独り言をブツブツ言いながらブラインドを少しだけ開けて床に着いた。 暫くして ピカッ✨ ん?俺は目を覚ました。眩しい、ここは…何処?寝惚け眼で外を見る。 駅だ。時間は…午前1時過ぎ。駅名板には『名古屋』の文字とその下に赤いライン。JR東海のエリアに入った印だ。遠くに来たな…としみじみ思う。もし横田と出会わなかったら、俺は大好きな旅も出来なかっただろうに…。そう思いながら本人の顔を覗き込む 「ハハッ⤴口開いて寝てやがるよ(笑)」 間抜けだ〓 そして一言「ありがとう」と俺は呟いた。 その後暫くして列車は京都に到着。今まで牽引してくれたEE65-1000,PF型が引き込み線へと去って行くのを見送った。あ、ヤバい💦💦カマ番(機関車の車体番号)見るの忘れた🌓まぁいいや✨後で雑誌で調べればいい。トイレのついでに、車内をゆっくり見て回る。 編成の丁度中間。扉に「食堂」の文字。おっあったあった🎵 昔の食堂車を改造したロビーカーだ。 改造したとはいえ外観も形式も食堂車そのもので、所々に食堂車の名残がある。かつて「あさかぜ」と言う花形列車の「顔」であった有名なオリエント急行をモデルにした食堂車の風格に魅了され、ついつい長居してしまった💦💦 時計を見るともぅ午前4時を回っていた。コリャ明日旅館で爆睡だな…もぅ寝よう おやすみ💤
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