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「ラスト一周ぐらい本気で走ったらどう!!」
『それは、澪もなんじゃん?』
二人は、現状維持したまま走る。
今は一位龍 二位澪 だ。
『じゃ、お先にゴールする』
そう言って、走るペースを更に速めた。
「ちょ……」
澪は、龍の更なる加速にはついて行けない。先に龍がゴール。次に10秒差で澪がゴール。
『お疲れ。澪』
「10秒も差を付けられちゃあ、困るよ;;」
『ははっ…』
二人は、息切れすらしていない。回りから見れば、凄い体力の持ち主だ…と思うだろう。
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