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教室に入ると、女の子達が寄って来た。
「おはよう!龍君」
「同じクラスになれて良かったね!」
と、女の子達は言う。
『(うざくねぇ?さっさと席に行こうぜ。)』
澪を見て、合図をする。すると、澪は頷き歩き出した。
憂・澪・龍は席が近い。
澪は、龍の右隣。憂は龍の前。
「みんな、久しぶりだな。元気だったか?龍」
『あ?メチャメチャ眠いよ。ケーイ先生』
ケーイ先生とは、龍達の担任で二岡桂のあだ名だ。
「そうか。まぁ、頑張って起きてろ!」
『無理~』
そう言って、龍は何かを閃き澪に教え実行。
「ケーイ先生。紗茄絵先生がぁ…」
『眠い生徒達を寝かせて、授業に専念させた方が…って』
『「言ってましたよ?」』
龍と澪は、笑いながら言っていた。
勿論、それは嘘。しかし、ケーイは紗茄絵が好きだからすぐ信じる。
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