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「動力をワープエンジンに切り換えます!!」
ヒューン・・・ゴゴゴゴゴ!!
ゲイボルグが航行動力を切り換えると、急激に艦全体へ振動が走った。
「何事だ!?」
「艦長!ワープエンジンに通常動力のエネルギーが逆流しました!エネルギー伝導管に圧力異常が!!」
「機関長!!」
「今、やってます。1分待って下さい」
レナードが機関長に声をかけたが、既に対処を始めていた。
「通常動力、出力30%に下げ。ワープエンジンからのエネルギー量を少しだけ上げます」
機関長は手元のコンソールを操作して機関をコントロールし続ける。
『機関長!伝導管の圧力上昇は落ち着いて来ましたが温度も上昇中です。間もなく安全温度を越えてしまいます!!』
副機関長の悲鳴に近い報告が入る。
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