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「わかりました。それでは左に回頭しつつワープに入ります。ワープインまであと30秒!!」
航海長が声を張り上げ、レナードは頷きながら正面を見据える。
「民間船、回頭し終えました!!」
「了解だ。機関長、カウントダウンは?」
「このままで大丈夫です!!」
「わかった。ワープインまであと15秒!フィールド展開!!」
ブオォオアッ・・・!
ゲイボルグの周囲が青白く光る。
「敵戦艦のエネルギー反応に異変!ワープする模様!!」
「・・・!!」
帝都ではゲイボルグとモーニングスター号を注視している全ての者が固唾を飲んで成り行きを見守る。
「どうだ!振り切れそうか!?」
モーニングスター号でニックが声を張り上げるが、
「高エネルギー、本船に接近!!」
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