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「長官、軍務尚書閣下が長官宛に交信を求めております」
「・・・繋げ」
一瞬の間の後にシルバラードが命令すると、モニターにホーウッドの姿が映し出された。
「どうした?既にヘンケルスに救出を命じたぞ」
『陛下がお呼びだ』
「・・・わかった」
短いやりとりの後、通信が唐突に切られた。
「長官・・・」
「皇宮に行って来る」
心配そうな顔話しかけるブルックスにシルバラードが短く答えて立ち上がった。
「小官もお供致します」
「・・・うむ」
短く答えたシルバラードはブルックスを引き連れて司令室を出る。
いよいよ戦いは佳境を迎えるのだが・・・
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