帰還 Ⅰ

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「大佐、帝都に到着しましたね」 ベッカーがにこやかに話かける。 「ああ、俺達は色々な星、色々な街に行っているが、帝都が一番落ち着くよ」 ウィルの顔も綻ぶ。すると彼らの後ろから不意に声がかかった。 「失礼ですが、シルバラード大佐でいらっしゃいますか?」 二人が振り返ると、そこには少尉の階級章をつけた女性士官が立っていた。
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