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「レーダーに反応あり!3時の方向に艦隊と思われる反応です。味方識別信号は・・・無し!敵艦隊です!!」
戦艦『ガルディアス』のブリッジ上、オペレータが声を上げと、そこにいた者はいきなりの報告に驚きと緊張が走った。
「落ち着け。で、距離と規模は?」
ベッカーが興奮気味のオペレータに冷静に聞くが、彼も内心では動揺していた。
「距離260宇宙キロ。規模は・・・およそ2個艦隊と思われます!速度を上げつつ接近中!」
オペレータが再び叫ぶ。
「大佐、いかが致しますか?」
ベッカーがウィルに指示を仰ぐとウィルはおもむろに立ち上がった。
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