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【雪山*山頂付近】
ティアナ
「たいちょおー(隊長)!
Bエリア全て完了しましたー」
イヴ
「御苦労様。
……リオはどうしたの?」
ティアナ
「あ、リオくんは……」
(少し困りぎみに)
イヴ
「…?早く言いなさい」
ティアナ
「その……Aエリアに
行っちゃいました…」
イヴ
「何ですって!?
もう、またあの子は…っ」
ティアナ
「た、多分大丈夫ですよ。
リオくん、今日は無傷で
任務を終えましたし、
何かあっても逃げ切る
体力はあると思いますから…」
イヴ
「…そう。
まぁ、ルチアのいるエリアだし
心配はしていないのよ。
でも勝手な行動は困るわね」
ティアナ
「そ、そうですね…。
でもリオくんは、
強くなるために…
ルチアさんの戦いかたを
学ぶために一生懸命なんですよ。」
(微笑みながら、リオを庇い)
イヴ
「わかっているわ…。」
「このチームでただ一途に
強くなろうとしているのは、
リオだけかもしれないもの」
(小声で)
ティアナ
「………?隊長?」
イヴ
「いいえ、何でもないのよ。
じゃあみんなが
帰ってくるまでに
夕飯の支度をしましょうか」
ティアナ
「はい!あ、わたし
木 拾ってきますね!」
イヴ
「貴女は一人だと危ないから
テントで支度していて。
拾いに行くのは私がやるから」
ティアナ
「そ…そうですね、
お願いします」
(少し落ち込み)
ティアナM
「わたしも、
闘えたらいいのにな…」
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