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「‼」
人の気配に、リョウは気持ちを周囲に集中させた。
(誰だ、こんな時間に…。)
リョウは気配を探り、気配のする方へと近づいていった。
「誰だ‼」
「フッ…流石だな。」
「⁉隊長‼」
そこにいたのは、親衛隊隊長、ラルク・マクレーンだった。
「隊長がどうしてここに?」
「訓練だ。最近、他国から不穏な空気が漂っているからな。」
「そうでしたか。」
「いつ鼠が来るかわからん。警戒を怠るな。」
「はっ‼」
「よし。引き続き任務を遂行しろ。」
「了解‼」
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