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王の間に行くと、王であるピエールとその妻、エリザベスがいた。
「お父様、ご機嫌うるわしゅう。」
「うむ。」
ピエールは、満足そうにうなずいた。
「で、今日は何の御用ですの?」
「うん、実は今日、ベルサム国で開かれる舞踏会にお前を連れていこうと思ってな。」
「まあ。」
マーガレットは、嬉しそうに笑った。何故なら、マーガレットはにぎやかな所が大好きなのだ。
「ぜひ、連れていってくださいな。」
「なら、早く準備をなさい。」
王女、エリザベスが言う。
「はい‼」
そう言うと、マーガレットは勢いよく飛び出していった。
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