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数時間後、マーガレットは、ベルサム国の宮殿の大広間にいた。そこでは、ワルツが軽やかに響き、人々が楽しそうに踊っていた。
(やっぱり、華やかな所はいいわね。)
「あの…。」
「はい?」
突然声をかけられたマーガレットは、笑顔で振り返った。すると、そこには華やかな衣装を身につけた長身の青年がいた。
「僕と踊っていただけませんか?」
「ええ。喜んで。」
会場には、2人の出会いを祝福するような、幸せな音楽が流れ、会場の人々を魅力した。2人には心からの笑顔がこぼれた。時間は、時が止まったかのように、ゆっくりと流れた。
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