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?「はあ、はあ、はあ………」
化物「ギャアアァァオン」
私は今逃げている
後ろから迫ってくる化物から
私がこの森に来たのは薬草採りの任務のためだ
この『スノキアの森』には本来、弱い魔物しか生息していない
なのに奴がいた
上級の魔物『バーサークベア』
本来ならこの森に奴はいない
だがいた
私みたいな学生が敵うような相手じゃない
?「あうっ」
しまった、つまずいた
とっさに起き上がろうとしたが……
ベア「ギャアアァァオン」
すでに奴は私の後ろに立ち、腕を降り下ろそうとしていた
私死ぬのかな…………
そう思って目を閉じる
ドコッ!!!
ベア「ギャアアァァ」
?「えっ?」
砕牙「大丈夫か?嬢ちゃん」
目を開けると知らない男の人が立っていた
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