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それから一年は普通に暮らしてた。一年…はな…
五年に進級してからのことだ。
掃除時間、俺はクラスの頭と同じ場所だった。
で、クラスの頭は掃除はしないで俺らに命令して自分だけ楽にしてるモンだからムカついて
「お前なに?人に命令して自分だけ楽してさぁ…馬鹿じゃねぇの?」
って言ったらそいつが掃除をしだした。そして掃除が終わり、クラスの頭がクラス全員にチクってやんの。
――弱っ…
と思い俺は図書室に向かった。
そして帰ってきたらクラス全員が睨んできた。
俺はなんで睨んできたのかがわかった。
――クラスの頭のくせによぇぇ…
と思いながら席につく。隣のやつが席を少し離す。
――ふぅん…
そして授業が始まり一日中俺は孤立していた。
次の日…昨日のことが広まったんだろう…学年のほとんどが俺をシカトしていた。
友達もどんどん離れていった。
今までで1番辛かったのがこの学年だろう…
小6になり、俺はほとんど独りでいた。別に淋しくはない。五年の時のことがきっかけに俺は無口になっていた。
担『いつも一人だけどなにかあったの?』
「べつに…」
俺はそう言って場所を移動した。
修学旅行が近づいてきて俺は元友達のグループに入った。
と言っても関係はかわらない。
グループの一人が話しかけてくる。
――今更なんだよ…
と思い俺はなにも喋らない。
修学旅行が近づいてきたある日のことだ。あることがおきた。
友達が
友『〇〇~💦△△に交換ノートとられた💦』
と言って俺の所に走ってきた。
「はぁ?なんでよ?」
『机からとられた💦』
「わかった。俺がとってくる。△△どこに行った?」
『階段の方💦』
「待っとけよ」
と言って俺は△△を追いかけた。そしてやっと見つけた。
「△△。ノート返せ💢」
『は?なんで?』
「やぁのじゃねぇだろ💢早く返せや💢泥棒💢」
『嫌😜』
「チッ…💢」
そこに友達が来た。
「あんなやつ相手すんな」
と言って俺は友達と教室に戻った。
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