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数年前、この世界には多くの種族が住んでいた。しかし、大きな戦争が起こり、多くの種族が滅んでしまう。その後、種族同士が集まり総国と呼ばれる国が創られ、その国にはあらゆる種族の代表が集い、その世界すべての種族を束ね、「二度と戦争を起こさぬ」という信念を基に築かれた。しかし、戦争で使われた兵器、今では「古代の遺産」とも言われる古代兵器は、未だに世界の至る所に残されている。そして、その兵器を呼び起こし、世界を再び戦火に追いやろうとする者たちが現れ始めた。そして、その者たちを討伐するために総国は「剣闘師」と呼ばれる組織を結成し、争いを未然に防いでいた。そして三年の月日が経ち、ようやく平和が戻りつつある世界に再び戦火が忍び寄っていた。
そんな時、当時十歳の少女が歴代最年少で剣闘師となった。少女は数年後、二人の弟子をとり旅立つのだった。
この物語は、その世界に住む者たちの絆を画いたお話である。
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