ひょんなことから学園長

変な学園

「じゃあ今日からはれて学園長ですね。
よろしく銀山 李希君。」

そういってにっこり手をさしだしたのは、
俺の叔父 雅也さんだ。

「はぁ…。」

俺はこの状況がつかめないながらも、
出された手を握り返す。

「いきなりこんなことになってびっくりかもですけど、僕もできるかぎりサポートしますから。」

俺はまた はぁ。ときのぬけた返事をしながら
今の自分の状況を考えなおしていた。