最終章×告白≒日常

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「待ってました。ずっと」 待っていてくれた。ずっと、俺を。そんな時間が少し過ぎた。 「やっと言いに来た」 なぜか朝比奈母、楓さんが立っていた。 「奏ちゃん、作戦成功ね」 「うん」 とブイサインを見せる、娘。それに反応する母。 簡単に理解できる。はめられたんだ、俺。 「朝比奈~?」 「あれ?陽様、名前で」 「俺をはめたのか?」 「はい!」 「覚悟はできてるんだろうな?」 「なんのことでしょう」 そう言って朝比奈は駆け出した。その笑顔は俺が見たかった、あの笑顔だった。
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