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隼人と出逢って半年くらい経つだろうか?
YURIは自分の気持ちに気付かないふりをして毎日過ごしていた。
でも 人を思う気持ちというものはそれほど簡単に自分でコントロールできるはずもなく、YURIは隼人の事をひとりの男として見ている自分を認めざるを得なかった…
隼人といると楽しい、自分がオンナでいられる事に幸せさえ感じられる
しかし隼人との楽しい時間が増えるたびに感じる
『不安』
『嫉妬』
隼人が他のオンナと話しているだけでイライラする、気になる、不安になる…
私は彼女ではないんだ⁉と自分に言い聞かせる。YURIは決めた!
隼人に気持ちを伝えて、きれいさっぱりフラれよう!そうすれば嫌でも諦める事が出来るはず…
YURIは隼人を呼び出した隼人はいつもの調子でヘラヘラ笑いながら…
『話ってなんすかっ?』
『あのさぁ…
今好きな人っている?』沈黙だぁ😭やはりやめとけばよかった。
『いますよ💦』
最悪だ。いやそれでいいんだ。
『YURIね…』と言いかけた時!
『隣にいますよ』
えっっ⁉はい?まさかっ涙が止まらなかった。これは?嬉し泣き?
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