たかしくん
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ぼくはそのボタンを、どうしてもおしてみたくなりました。 たかしくんがいつも笑っているのは、ロボットだからということに、ぼくは気づいています。 きっと、あのボタンをおすと何かが起こるのです。 先生、ごめんなさい。 ぼくはどうしてもがまんができなくて、みんながいなくなった校庭で、たかしくんの後ろからボタンを強くおしてしまったのです。
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