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娘は疲れてぐっすり寝てしまった。伝えなければならない時の訪れである。
僕は決心して妻に伝えた。会社を休んでいる事、勉強している事、夢を追いかけている事。
「会社を休んだ事をなんで内緒にしてたの?」
妻から出た言葉はそれだった。それに対して謝るしか出来ない僕。
謝る僕に妻は言った。
「追いかけるなら、追いつくまで追いかけなさい。」
意外な言葉だった。驚いてついつい「いいの?」と聞いてしまった。それに対する妻の言葉は、僕を救った。
「だって・・・今のアナタ・・・輝いているんだもの。鉄が錆びて喜ぶ人なんていないわ。」
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