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小さくなって行く魔女さんの姿は、ついには見えなくなり、夜空に輝く月は逆に大きくなって行く。あとだいたい30秒かからないだろう。ふわりと月面の砂は水面にできる波紋のように広がり、僕は月におりたった。
「ここが・・・月・・・」
星の全体はだいたい白かった。地球を見て見たそれは
蒼い。
今まで見たどんな宝石よりも美しかった。
「綺麗だ・・・」
ついついみいってしまう。長居はできないはずなのに、いつまでめ居たくなった。
「目標・・・達成・・・!」
目の前は蒼白い光に包まれて行った。
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