212人が本棚に入れています
本棚に追加
店員「お二人ともAランクの特待生なのでお代はいりません。」
カイン「そうなのか、どうもありがとう。」
店員「礼には及びませんよ。」
ネル「じゃあ行こっか!」
カイン「そうだな。」
店員「またのお越しをお待ちしております。」
店員は深く頭を下げ二人が店を出ようとした瞬間…
短く刈(ry「で、できたんだな。」
さっきまで座り込んでいた短く刈(ryが突然声を上げた。
カイン、ネル「ん?」
二人が振り向くとスケッチブックを持った短く刈(ryが立っていた。
その男は二人に近づくとスケッチブックを破り一枚渡した。
ネル「これは…」
その紙には貼り絵で二人の絵が描いてあった。
短く刈(ry「さっきは悪く言ってすまなかったんだな。謝罪としてそれをあげるんだな。」
カイン「かなりうまいな…あんたの名前は?」
短く刈(ry「山上清、別名全裸の大将なんだな。」
そう言うと男は店を出ていった。
ネル「なんかよく分からない人だったけど、取り敢えずこれ貰っとく?」
カイン「あぁ、捨てるのも勿体ないしな。」
ネルは紙を丸めて持った。
ネル「じゃあ改めて行こうか!」
カイン「そうだな。」
二人は服屋を出ていった。
???「彼こそが私の旦那様に相応しい人物だわ……」
二人が出ていった後にポツリと呟いた少女がいた。
最初のコメントを投稿しよう!