212人が本棚に入れています
本棚に追加
~カイン達に戻ります~
魔導書の店の前まで場面は戻ります。
ネル「で?何処に誘い込む?」
カイン「そうだな……街外れの裏路地辺りに誘い込むか…途中でネルと別れて挟み撃ちにするぞ。」
カインはその気になればこの場で捕まえることができるが街に被害を出すわけにはいかないのでこの作戦にした。
ネル「分かった。」
二人は歩き始めた。
暫く歩き人が少なくなってきたところでカインとネルは別れた。
カイン「じゃあここで別れるか。」
ネル「うん。気を付けてね。」
カイン「分かってる。」
ネルは違う道に入っていった。
カイン「さて、行くか…」
裏路地に向かって歩き始めた。
カインは歩きながらも考えていた。
カイン(一体何者だ?気配を消しきれていないところを見ると素人の様だが…任務か依頼で俺を恨んでいるやつか?)
カインは今まで組織などを潰してきたのでその残党かと考えていた。
カイン(ん?行き止まりか……ここら辺でいいか。)
カインは突然後ろを向き付けていた人を見た。
付けていた人は急いで逃げようとしたがネルが後ろにいることにより逃げ場が無くなった。
最初のコメントを投稿しよう!