212人が本棚に入れています
本棚に追加
カインは基本的に一日の大半を依頼か任務、それがない時は自主練、なので買い物に行ったり遊びに行くことがほとんど無いので趣味らしい趣味が無いのだ。
しかし食事は生きていれば必ず取るので自ずと上手くなっていったのだ。
ネル「いっそのことレストランでも開いたら?」
カイン「そこまで上手くないから開けないよ。」
カインは苦笑しながら答えた。
実際には店を開いても不思議ではないくらい上手いのだが…
ネル「ごちそうさま。」
ネルは食べ始めたときと同じように手を合わせて食事を終えた。
カイン「お粗末様でした。」
ネル「じゃあ私は部屋に戻るよ。また後でね。」
ネルは自分の部屋に帰っていった。
カイン(また後で?また明日じゃないのか?)
ネルの言ったことに多少頭を傾げたが深く考えずにその日は風呂に入り直ぐに寝た。
その日ある人物の野望がうごめいていることに気付かずに…
最初のコメントを投稿しよう!