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その後何事もなく朝食を食べ終わった所でカインが口を開いたら。
カイン「ネル、早く部屋に戻って着替えてこい。そろそろ出ないと待ち合わせに遅れる。」
転移すれば学園へ直接行けるのでもう少しゆっくりしていてもいいのだが転移すると目立つ可能性があるため歩いて行かないといけないのでそろそろ出ないといけないのだ。
ネル「分かった。」
ネルは返事をしながらも向かっているのは何故か自室ではなくカインの寝室…
カイン「待て…何処へ行くつもりだ?」
ネル「?私の部屋だけど…」
ネルは首を傾げながらもさも当たり前のように答えた。
カイン「そっちは俺の寝室なんだが…」
ネル「大丈夫だって!見てみれば分かるよ。」
そう言うネルに続いてカインも寝室に入った。
カイン「まさか俺のクローゼットに入ってるとか言わないよな?」
ネルなら十分その可能性がある。
ネル「そんなわけないじゃん。ちゃんと私の部屋にあるよ。」
ネルは壁まで歩って行くと壁を開いてスイッチを押した。
すると一人くらいなら余裕で通れる穴が空いた。
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