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~学園前~
カインはどでかい門の前にいる。
右を見れば地平線まで壁が続き左を見ても地平線まで壁が続いている、前を見れば高さ10mはあるであろう門がそびえ立っている。
カイン「でかすぎだろ………これで横だけで奥行きが殆ど無かったら面白いのにな。」
1人アホなことを考えるカインだった。
カイン「しかし……門が閉まっているがどうやって入るべきか…」
遅刻してきたのだから門が閉じているのは当たり前だ。
???「カイン=エルヴィスか?」
カインがどうやって入ろうか考えていると門の向こうから女性が話しかけてきた。
カイン「そうだか…あんたは?」
???「この学園の教師のレニ=ザジェットだ。」
カイン「教師だったのか。てっきり不審者なのかと…」
レニ「そんな分けないだろ!全く!………第一!今何時だと思っているんだ!」
カイン「8:30だな。」
時間なんて聞いてどうするんだ?と思いながらも時計を見て答えた。
レニ「何時に職員室に来いと言われた?」
カイン「確か8:00だな。」
レニ「なぜ遅れたんだ。」
レニはカインが遅刻しているのに平然と答えるのでこめかみがピクピクしてきた。
カイン「家を出るのが遅れたからだ。」
またもや平然に答えるカイン。
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