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レニ「………貴様は遅刻して悪いという気持ちはあるのか?」
端から見ると全く反省していない様に見えるがレニはもしかしたらカインは反省はしているが表情に出ていないだけかもと思い聞いた。
カイン「全くない。」
即答だった。
レニ「………もういい。帰れ。」
呆れ果ててもう相手にしたくないようだ。
カイン「それは困るな…どうすれば中に入れてくれるんだ?」
仕事ではなければすぐに帰ったがこれは任務なので帰るわけにはいかないのでしょうがなく聞いた。
レニ「そうだな……魔法を使わずに中にはいれたらいいぞ。あと傷なども付けるなよ。」
魔法を使えば楽に入れるだろう。
しかし魔法無しさらに壁を壊したりするのも駄目となると学園に入るのは無理だろう。
普通の人にはだが……
カイン「そんなことでいいのか。簡単なことでよかった。」
生憎普通の人ではないカインにとっては簡単すぎるようだ。
レニ「は?簡単ってどういう……」
レニが質問しようとしたその時カインは少し腰を落としてジャンプをした。
すると余裕で門を飛び越えた。
レニ「な!」
レニも無理だと分かっていて言ったのにあっさり飛び越えてしまい開いた口が塞がらないという状態だ。
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