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ネル「本当に?」
ネルはまだ疑っているようだ。
カイン「本当だ。」
ネル「本当の本当に?」
カイン「本当の本当だ。」
ネル「本当の本当の(ry本当に?」
カイン「くどい…本当だ」
ビシッとネルの頭に手刀をかましながら言った。
ネル「だって怪しいんだもん。」
ブーと頬を膨らませている。
カイン「信じたくないのなら信じなければいいさ。」
レニ「夫婦漫才はいいからさっさと行くぞ。」
今まで空気になっていたレニがようやく喋った。
ネル「夫婦なんて………イヤン」
頬を赤らませながら体をクネクネさせるネル。
それを見て冷ややかな視線を送る二人…
カイン「あれは放っておいて行くか。」
レニ「そ、そうだな。」
結果として二人はネルを置いてくことにしたようだ。
~学園内~
カイン「なぁ…」
学園に入ってから二人は一言も交わしていなかったがカインが口を開いた。
レニ「なんだ?」
レニは多少怪訝そうな顔をしながらも聞き返した。
カイン「普通最初に学園長室に行くもんじゃないのか?」
レニ「…………忘れてた。」
素で忘れていたようだ。
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