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ネル「波紋の力さ。」
チッチッと人差し指を振りながら言った。
カイン「あ~はいはい、ワロスワロス。」
カインはというと完全に呆れていた。
レニ「ゴホン!……そろそろ話を進めていいかな?」
さっきから空気になりっぱなしのレニが咳払いをして二人に尋ねてきた。
カイン、ネル「どうぞ。」
その二人は「今更何言ってんの?」的な顔をしながら答えた。
レニ「では。」
レニは学園長室の扉をノックした。
シーン
レニ「あれ?」
返事が帰ってこないのでレニはもう一度ノックをした。
シーン
またもや返事が帰ってこない。
レニ「おかしいな…二人が来ることは知っているからいる筈なんだが…」
いつまでたっても返事が無いのでしびれを切らしたのかレニは学園長室に入っていった。
~学園長室~
カインが学園長室に入ってまず初めに思ったのが「人形の数が多い…」だった。
棚の至る所に人形が所狭しと並んでいた。
そして奥の方の机には人がいるのだろうが椅子が反対を向いていて誰がいるのか分からない。
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