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がばっ!
突然立ち上がった叶絵。
彼女はそのままツカツカとネウロの方へと進み、
目の前まで来るとピタリと止まった。
「ヤコ」
「な、何?;」
友人のかつて聞いたことがないくらい真剣な顔にドギマギ。
「誰?」
助手モードのネウロが叶絵にわからないようにしつつラリアット。
「これは申し遅れました、僕の名前はネウロ。
この桂木弥子先生の助手を務めさせていただいています♪」
そう言って奴がにっこりと微笑むと、叶絵の頬がポッ。
(まずい、めちゃくちゃまずい!)
「だめよ叶絵!そいつは……」
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