第1章 始まり

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そこは真っ暗な場所だった。 自分以外は何も無い。そんな場所に一人で立っていた。 『ここは・・・何処だ?』 わけもわからず、たちすくんでいると、どこからか声が聞こえる・・・。 『・・・誰かいるのか?』 しかし辺りに人影は無い。この声は誰が言っているのかわからないが、とにかくうまく聞きとれない。 『・・・・ろ・・・うし・・・・・ろ・・・・』 ・・・後ろ?後ろがどうかしたのか?そう思って後ろを振り返ると、いつの間にか現れていた小さな光がそこにあった。 『なんだろ・・・とにかく行ってみよう』 そう言うと光にどんどん近づいていき、光に吸い込まれていった・・・・・・。
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