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ねえ
この足を止めずに行けば
貴方へと辿り着くのだろうか
この腕を伸ばし続ければ
貴方に触れられるのだろうか
未来を見つめながら
過去にいる貴方へ
手を差し出し歩いてゆく
独りで歩き出したこの道の向こうに
貴方が居ないことは分かっている
もう二度と
交わる事のないことは分かっている
だからこそ想う
あの頃以上に強く
貴方から滑り落ちたこの指で
強く握り返せばよかった
深く傷を残せばよかった
私を忘れてしまわぬように
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